来週にワープしたい

 考えすぎてハゲそう。
来年どこの研究室に行くかの希望を明後日までに書いて出さなきゃならないんだけど、
行くトコ決めたはずなのにどうしても書けない。
「これ書いた瞬間将来決まるんだな」みたいな思考が生じて恐ろしくなってしまう。


 分子から環境まで、博物学から医学まで、
今なら生物学と言われる方面ならドコに行く知識もあるし、興味もあるし、権利もある。
来年やることを一生やらなきゃならん訳じゃないけど、
それでも僕の感覚的には、今の選択肢の幅を100とすれば、
その幅を10くらいにまで狭める段階に来ている。


 結局は「自分の意思に決定権はあるのか?」という根本的な問いに到達してしまうんだけど、
そういう難しい話は置いておくとして、考えていくうちに、
・「選択肢を広げるのは良いこと」という先入観
・自分が人生(の岐路)に与えている価値が高すぎること
の二つが、今の僕を悩ませているらしいことが分かってきた。


 さらに、なぜ
・「選択肢を広げることは良いこと」という先入観
が形成されたかを考えていくうちに、
・多方面の価値観に対して自分の存在を認めてもらうこと
という動機が根底にあるのではないかと思い始めた。


 自分の存在は他人に認められることでしか確認できないから、結局これは、
・自分が必要以上の人間に認められようとしていること
と言い換えることができ、最初の
・自分が人生に与えている価値が高すぎるということ
と同義になる。


 ということは、僕はやっぱりその辺に問題があって、
もう少し適当に生きたほうが良いのかもしれない。
最近自分の人間味の無さみたいなのを感じてしまうときがある。
「人間味」がなんなんかは良く分からんけど。
ていうかこのまま考えよったらホンマにハゲる。