世界はネタ
生まれてから死ぬまで、一日一人と知り合ったとしても、3万人しか知ることができない。
だけど、世界には60億の人間がいる。そしてその数だけ考え方がある。
一方、歴史を見れば、数世紀続いて崩壊した国家なんていくらでもある。
しかし僕は、敗戦から高々60年しか経ってない国が崩壊することすら想像できない。
結局、いくら考えても、ほとんど何も知れてないし、ほとんど何も想像できてない。
「その瞬間の感情で理解した気になる」というのを繰り返すだけのしょうもない存在だ。
世の中を理解しようなんて、絶対に無理。
だから僕は何事も否定したくない。何も分かって無いのだから。
一見理解しがたいものが現れても、拒否せず、まずはそれを知ろうとすることから始めたい。
その上で、自分と相手の立場の違いを明らかにして、互いに否定することなく終わらせたい。
これが理想。
だけどやっぱり、その瞬間の感情で相手を否定してしまうことがある。
これは「その瞬間の感情」であるから、どうしようもない。
結局人間も、「その瞬間の感情」に左右される、動物並みのしょうもない存在でしかないのだ。
だから、体が健康ならなんでもいい。世の中全部ネタ。
たまに「その瞬間の感情」で楽しくなったり悲しくなったりするからおもろい。