吐き気がするわ

最近、吐き気がするくらい自分が醜く見える瞬間。
 ・何気なくやった自分の行為が、他人に認めてもらうための芝居だったことに気付いた瞬間
 ・他人の粗探しをしている自分に気が付いた瞬間
 ・自分の進学の意思の本体が、モラトリアムの延長なのではないかと思った瞬間
おえぇ。げろげろ。


 僕が根本から自分にポジティブであることはありえない気がしてきた。
いや、前からずっとそう思っていたけど。
一見、前向きで自信過剰に見えても、
それは今の自分に自信がなくて嫌だから変えたいと思っているだけな気がする。
けど、僕にとっては、自分を肯定して満足してしまうことのほうが不幸なのだと思う。


 それから、考えがまとまってきたんだけど、僕にとっては、
自分や周りの世界について学んだり考えたりすることさえできれば将来はなんでもよくて、
それは全然研究職じゃなくても良い気がしてきた。
とりあえず、今は全力で研究職目指してみることに決めたわけだけど、
実際、
 ・学び、考えることが善しとされていて、
 ・どこまで行ってもまだ向上の余地がある、
そんな職場なら、僕にとって、仕事の中身がなんであろうと全部同じである気がする。
言い換えれば、学ぼうが考えようが、自分も現状も変えられず、
向上すべき目標も無いような場所でなければ、どこでもいいのだと思う。


 確かに今やってるプランクトンは面白い。
面白いけど、それ以外の世界も全部平等に面白いはずだし、そう思う。
プランクトンが他よりも面白いといえる理由はどこにもない。
世界の全ては平等に無意味で無価値であり、同時に有意義で面白いモノであるはずだ。
強いて言えば、研究職にありつくまでの過激な競争に向上心が満たされることが
モチベーションだったりするのかもしれない。
しかし金銭的なモノを考えると、とても他に選択肢のある人間が選ぶ職業とは思えない。
そしてそんなコトを考えていると、
結局進学という選択が単なるモラトリアムの延長のように感じられて、
激しく吐き気がする。うおぇえええ。