しょうもない分類

 何かを「したい」と思ったあとの行動って、「それをしたいのだと人に言うかどうか」「それをするかどうか」「思い通りの結果を出すかどうか」の組み合わせで、2×2×2=8種類に分類できると思う。つまり、


1.言わない、やらない、結果もでない
2.言う、けどやらない、結果もでない
3.言わない、だけどやる、けど結果はでない
4.言わない、やらない、けど結果はでる
5.言う、そしてやる、でも結果はでない
6.言う、やらない、けど結果はでる
7.言わない、だけどやる、結果はでる。
8.言う、そしてやる、結果もでる
の8つ。


 「やらないのに結果がでる」という状況(4,6)は、まぁ普通は期待できない。1も、外から見れば何もなかったのと同じことなので、問題にしようがない。3と5は両方とも「やってるのに結果が出ない」という状況。違いは「人に言うか言わないか」だ。人に言ってるのに結果が出ない5の方が残念な気もするけど、僕の意見では、「5>3」。結果が出ないのに、誰にも言わずに一人で黙々と挑戦し続けるのはストレスだし、なにより外からの忠告が得られないから、「間違った努力を続けて勝手に苦しむ」という状況になりやすい気がするからだ。人に言うことで自分を追い込める、というのもあるしね。一方で、結果が出た場合は事情が変わる。口に出さないで結果を出す7がかっこよすぎるからだ。7への憧れが、3に行ってしまう人の動機なんじゃないかと思う。正統派の8はまぁ、普通に評価されるしかっこいい。


 で、こんなしょうもない分類を持ち出して僕が言いたいのは、2がクズだってことだ。言うけどやらないってのは、僕の意見では、周りを巻き込んで注目を集めるためにする行動だと思う。「行動しない=本気でしたいと思っていない」って事だからだ。色々考えてみたけどそれ以外に理由がない。だから、やらないことは口に出してはいけない。一方で、2に遭遇したら、相手にしない、という周りの態度も必要。5>3なのは、5の方が「2に堕ちる恐怖」から頑張れる、ってのもある。まー偉そうに言っといて、自分もできてないんだけどね。