「自信とは常に根拠が無いものである」という命題の証明
根拠がある=論理的である
自信がある=自分を肯定できる
が成り立つため、
与えられた命題は
自分を肯定できることは論理的なことではない
と言い換えることが出来る。
ここで、背理法を用いる。
すなわち、
論理的に自分を肯定できる人間が存在する
と仮定する。
自分を肯定できる=自分を否定する自分を否定することができる
が成り立つから、
仮定した人間は
論理的に自分を否定する自分を否定することができる
はずである。
しかしながら、
自分を否定する自分を否定すること
は自己矛盾をもつために、論理的なことではない。
したがって、
論理的に自分を肯定できる人間
は存在し得ない。
したがって背理法より
自分を肯定できることは論理的なことではない
ことが証明され、
それゆえ、与えられた命題
自信とは常に根拠が無いものである
が証明された。
証明終