余裕が無い

 僕はこれまで、「将来の選択肢」を最大化する方向に生きてきたけれど、そろそろそれを絞っていくべき段階に入ってきたと感じる。僕とってこれからの半年間のテーマは「万能感の喪失」であると思う。つまり「将来何にでもなれる」状態から「将来何かになる」決意をしていく重要な期間であるということだ。大げさに言えば、日々の決断に人生を賭けて臨んでいく時期だと思う。


 そんなわけでじっくり色々考える時間が欲しいところなんだけど、ここにきて研究室の人間的なゴタゴタで精神的に余裕が無い状態が続いている。ああもうむかつく。
 こういうときは潔く自分で自分をコントロールできていないことを認めて、他人に頼るべきだ。それには二つの方法があると思う。一つは、同じ境遇の人間と愚痴を共有することだ。共通の敵を持っていれば、お互いの愚痴も弾む。もう一つは、精神的に余裕がある状態の人を見つけて愚痴を聞いてもらうことだ。精神的に余裕がある人にとって、愚痴を聞いてそれに頷くのは大して苦痛でない。それに対して、愚痴を言う側は相当スッキリできる。だから、相手が愚痴を聞いてくれると思ったら、遠慮せずに言いまくってスッキリすれば良いと思う。その分、自分に余裕があるときに誰かの愚痴を聞いてあげるのだと考えれば、罪悪感も薄れる。
 要するに何が言いたいかというと、死ぬほどムカつくことがあって大事な事考える余裕ねーよ、ってことだ。