忙しくなって気づく事たち

睡眠は仕事に必要

 睡眠を削ると却って効率が落ちて作業量が下がる。ここのところ睡眠が少なくて昼間も頭がボーっとしていることが多くて、実験でサンプル取り違えたり、捨ててはいけないものを捨てたり、薬品を手にかけたりと、意味の分からないミスが多発している。睡眠を削って、取り返しのつかないミスをして、全部がやり直しになったりしたら、それこそ本末転倒だ。

仕事は効率、人間関係は時間

 仕事では、「いかに短時間でたくさんのことをこなすか」という効率を追い求めるけど、人間関係で同じように効率を求めることはできない。人間関係における付き合いの深さは付き合いの時間の長さによって決まるからだ。誰かと仲良くなるためには、時間をかける以外の方法はない。言いかえれば、短時間で効率よくその人と仲良くなる方法など存在しない。仕事と人間関係の両立が物理的にも精神的にも大変な理由は、両者で「時間」に対する考え方がまるっきり違うからじゃないかと思う。

同じ境遇の人間がいることの心強さ

 自分が味わっている苦しみを他人にも味わわせようとする人間は世の中にたくさんいて、そういうのは本当にクズだと思うけど、自分が味わっている苦しみを同じように味わっている他人がいたらつい嬉しくなってしまうのは確かだ。苦しい立場を共有しているというのは、想像を超えて心強い。一人では乗り切れないような逆境に遭遇しても、同じような境遇の人間が一人でもいてくれれば、愚痴などを言い合いながらそれを乗り越えることができる。結局重要なのは、肉体的・物理的に多忙かどうかよりも、精神的・感情的に安定しているかどうかなのだと思う。


以上、眠たいけど精神の安定を優先するために書いた。