3本立ての一日

 内定者のあれこれな催しで東京行ってきました。仕事は楽しみで仕方がないのだけれど、東京という場所がどうしても好きになれない。住むにも食べるにも高いし、互いに無関心に行き交う大勢の人間にもまれていると、自分も多感さを失って、無関心に生きる人間になってしまいそうだ。やりたい仕事のためには東京がベストな環境だし、多少の不便も我慢しなければならないのは分かるのだけれど、果たして耐えられるのか。とにかく、一生住むつもりは今のところはない。老後は地方都市で暮らしたい。
 で、さっそく来年から住む場所とか色々考えているんだけど、「都心のウサギ小屋に住んで徒歩通勤」or 「郊外の社員寮に住んで満員電車を我慢」の二択かなといったところ。今日は色々と下見をしたんだけど、現状では寮に気持ちが傾きつつある。理由としては、寮からは比較的空いている路線で通勤できること、徒歩通勤しようにも会社から徒歩30分圏内には住めそうな場所がないこと、車を持つことを考えていて、郊外のほうが圧倒的に駐車場代が安いこと、が挙げられる。あと、社員の人に聞いたら、本当に「仕事さえしてれば何時に来て何時に帰ってもいい会社」らしく、ラッシュアワーを避けて早く/遅く来ることで、少なくとも人間真空パックみたいな電車に乗ることは避けられるらしい。まぁ、それでも今まで電車通学を経験したことが無い身だから、嫌なのは嫌だけど。あー嫌だ東京。


 そんでそのあとは東京から滋賀に戻り、自転車に乗った。自分の中で定番の往復25キロど平地コース。最近コンスタントに乗っているおかげで体調が良くて楽しかった。行きが向かい風で30km/h,帰りが追い風で37km/h巡航といった感じ。久々に地面を滑る感覚が楽しいと思った。最近は水泳にも興味があって、学生のうちに泳ぎを覚えて、社会人になったらトライアスロンでもやろうかと画策中だったりする。


 そんで最後は研究室へ。ついに実験が上手く行きました。

↑ただの光るツブツブに見えるけど、これがわりと大発見なのです。これを光らせるためにどれだけの試行錯誤を繰り返してきたことか。まー、具体的な話に入るためにはこれからまだまだ条件を検討していかなきゃならないんだけど、ひとまずは半年間温めてきた仮説が立証されたということで、めでたし。世界でまだ自分しか見つけていないという興奮。卒業するまでに科学の楽しい部分を味わいつくしたい。