抽象屋・理想屋を辞める

 最近物事を前進させるコツのようなものがつかめてきた気がする。一言で言えば、否定するだけだったり感想を言うだけだったりという行為をやめるということだ。否定するなら代案を出し、感想を言うなら行動する。代案無き否定や行動無き感想は、生産性皆無の自己満足でしかない。すぐに代案を出すか行動に移すための努力を始めるか、さもなければ時間の無駄なので即刻やめるべきだ。
 これは別の言い方をすれば、抽象論に逃げずに、具体的なことと向き合うべきだということだ。つまり、「じゃあ具体的にどうしたらいいの?」という質問に答えられないなら、否定も感想も言うべきでない(議論が膠着しているときに新しい視点を持ち込む目的なのだったらいいと思うけど)。まぁよくある「ケチつけるんなら自分でやってみろや」ってやつですね。