ドイツは寒かった

学会終了。寒すぎだろドイツ。スーツケースの空きスペースがコートを持って帰るスペースになるとは思わなかった。
適当に写真紹介。


↓ほとんどの電車に自転車を載せるスペースがついていて、車内はサイクリストで賑わっていた。ただ、満員電車でもお構い無しにドロドロのマウンテンバイクで入ってきてチェーンが他の人の服に着いたりしているのにみんな普通にしていたのにはびっくりした。

↓学会は海沿いの街で開かれたので、近くにビーチがあって休みに来ている人がたくさんいた。といっても、くそ寒いので泳ぐ人はいなくて、砂浜で毛布に包まってビールを飲んでるだけ。そこまでしてビーチを楽しみたいのか、という感じ。

で、肝心の発表だけど、英語の厚い壁に阻まれ反省点多し。発表内容を伝えるところまではできても、議論になるとどうしても相手のペースについていけなかった。日本で英語が話せるとされるレベル(TOEIC900とか)はワールドスタンダードからすれば「話せない」部類で、相手にしてもらえない。飲み会に行ってもみんな話しのペースが早くて、それこそアメリカのドラマみたいなペースで普通に会話が繰り広げられていて、全然ついていけなかった。参加者はほとんどヨーロッパ人で、彼らも英語を外国語として勉強してきているはずなのに。とにかく、今回の学会ではそれを痛感しっぱなしだった。

会場の大学↑
その一方で、「世界の最先端でもこんなもんか」と思えることもたくさんあったし、日本の学生には無い苦悩を海外の学生が感じていること(海外では大学院生はボスに「雇われている」ので、研究の自由度が低い)なんかを感じられたりして、まさに自分が属している「学会」の全体像が身をもって体感できた気がした。これが一番大きな収穫。
 ほかに印象深かったのは、メシがパンばっかりで飽きたのと、ビールが安くて美味かったことと、平日5時に帰り休日は働かないというポリシーが徹底されていたこと(夜に水を買おうとしてもやってる店が無い)、ヨーロッパ流に学会期間中は毎晩パーティーやダンスが繰り広げられて肝臓が死にかけたことかな。とにかく楽しかった。ヨーロッパはアジアのような活気はないけど、既に社会が完成していて、その中でみんなマイペースで生きている感じがした。


で、車がついに来ました↓ロードスターです。  

就職が決まったときから買うことは決めていたんだけど、紆余曲折を経るうちに9月になってしまった。残り7ヶ月で乗りまくらなければ!