お金ってなんなんでしょうね

 この時期に実家に帰ってよかった。実家に帰ってボーっとしている時間が一番自由で、あらゆる「○○しなければならない」シリーズから解放される時間であり、「一体自分が本当にやりたいことは何なんだろうか」という問いに対し、ニュートラルに、自然体で考えることができる時間だった。
 結果、やっぱり僕が一番やりたいことを実現するためには、シンクタンクに就職するという選択はベストであり、間違ってなかったと確信できた。研究者は面白いけど視野が狭いし、外資コンサルは刺激的だっただろうけど対象がビジネスに寄り過ぎだ。僕は、冨の追求ではなく、人の「幸せ」だったり「モチベーション」だったりを最終目標にして物事を捉えるべきだと思うし、お金は幸せを手に入れるための手段であってもよいが、目的であるのは良くないと思っている。お金が無いために不幸になっている人は、経済を動かして救うべきだと思うけれども、お金を動かすために人が不幸になっているのを見ると「お金って一体なんなの?」と思う。田舎で物々交換をして満足に暮らしている人達は、金銭は一切動かしてなくても、幸せに生きていられる。それでいいんじゃね?どういう世界にすりゃーみんなハッピーに生きられるん?来年からはその辺りのことを中心に勉強して、専門性を身につけたいと思う。