ついに、考えることが仕事なのだ


@インド ケララ州 Alappuzhaの朝焼け 


 今日はとても刺激的な一日だった。新人研修三日目にして初めて、座って話を聞くタイプではなく、実際に考え動くタイプのセミナーを受けたのだけど、そこで痛感した同期の人たちのすごさ。お題を与えられてから話を始めるまでに論点をまとめるスピードだったり、議論して合意を形成していく勢いだったり、明らかに「頭の回転の速さ」の点で適わないと感じた。正直なところ、僕はこれまでの人生で、これほどまでに「こいつマジですげぇ」と思う人に囲まれたことはなかった。感心すると同時に、とても悔しかった。想像できないものは目標にすることも出来ないけれど、ここのところ、論文執筆や引越しに追われて、想像できる目標がない時期が続いていたから、なんとなく自分自身の現状に満足して、作業に没頭し、それ以上のものを求めないようになってしまっていた。だけど今回、身近に目指すべき目標が現れた。そして、僕がコンサルタントを志望するきっかけであったはずの、考えることの大切さや楽しさを思い起こさせてくれた。
 これからは晴れて、考えることが仕事だ。考えることに終わりはない。終わりがないから、仕事として与えられる。もっと言うと、僕の職業は考えること以外ではお金を貰うことはできない。だから、考え続け、上を目指し続けなければならない。このことに気づかせてくれたのは、尊敬し、目標とできる人達。そして今後は、そのような人達に囲まれながら仕事が出来る。とてもラッキーだし、とてもエキサイティングだ。今日の悔しさを忘れずに、考えることの楽しさを思い出し、失った自信を取り返す。やる気が沸いてきまくりんぐだぜ。