社会人でびゅー

 毎日仕事で色んな分野の色んな物事に触れる機会があって、とても楽しい。身の回りの色んなことが深く考えられるようになった。「世の中の仕組みをが大体分かるようになりたい」という目標には着実と近づいている。会社があまりにも予想していた通りの環境過ぎてびっくりしてる。
 そして電車通勤のしんどさも予想通り。いや、これは予想を超えていた。僕には本当に電車が合わない。満員電車が本当に本当に嫌で、7時に家を出ても満員ギュウギュウなので、もうブチ切れて、5時40分に起きて6時20分の電車に乗るという生活を展開している。それでも、ギュウギュウではないにせよ、混んでいるんだけどね。ホンマ東京は意味が分からん。とにかく、毎日電車が苦痛で仕方がない。自転車か車で通勤したい。
 もう一つ予想外は、早く帰れ過ぎるってこと。コンサルとか激務の究極形態で寝る時間を削るもんだと思ってたけど、先輩を見てもそこまでひどい人はいないし、新人に到っては残業すんなってことで毎日明るい時間に帰してもらえる。帰りの電車に乗ってると、おっさんばっかりで、大多数の若い人達は寝る間を削って働いてんだろうなーとか思うけど、その層の人達に出会うことが無いので、一体その層が本当に存在しているのかも不明。あと、土日の休みっぷり。これは今まだ忙しくないのもあるのかもしれんけど、土日は本当になんもない。暇。大学院生のほうが全然忙しかった。週に二日も休むと頭がボケそうなので、最近は週末を過ごせる人をつくるための活動を展開している。大人は糞だ。愛情とか運命とか色々いうけど、結局、このはしたないほどに流動的な恋愛市場で合う人を見つけて幸せになるためには、正確に自分のスペックを見極めて、効率よく分母を最大化し、効率よくそれらを吟味することで、効率よく合う人を見つけることだという結論に至った。クズだと言われるだろうしおれもこれまでそう思っていたけど、クズになって分母を増やさない限りは出会える人にも出会えず、その先の展開もありえないと気づいた。生物学的にも、オスが追いかける側で雌が追いかけられる側なので、これは自然な姿だ。だから、それのせいでオスが自信を失ったり、メスが自信過剰になったりするのもおかしいと思う。オスは成就しないのが常だ。朝から晩までメスを追いかけ続ける熱帯魚を見ているとそう思う。繰り返すけど、分母を増やせなければ潜在的出会いが減るだけだ。だから、分母を拡大することが必要だ。研究も就活も、計画を立てまくって戦略的に成功させてきた経験があるので、次にこのフィールドで本気を出そうと思う。大人はクズだが、相手もクズなので自分もクズになるしかない。