だんだんと分かってきた。

 夏休みが明けてからは「新人扱い」がなくなってきて、ようやく当初想像していた「コンサルの忙しさ」っぽくなってきた。考えることが無限にありすぎて、考え事で眠れなかったり、仕事の夢で目覚めたりが出てきて、まさに頭脳労働。まぁたまにエクセルのずれを直すだけみたいなウンコ作業も発生するけど。労働時間的には、毎日5-6時間は寝れるし、平日にのみに行くことも多いし、土日あるし、巷にあふれる「激務」な会社からは程遠い。むしろ、土日がしっかりあるので、そこで思いきり散財して、遊びまくって余計疲れて、月曜日からゾンビ状態、みたいな一週間が続いてる気がする。

 そんなこんなで仕事に慣れつつある今、強く感じるのは、「会社に染まってないか」ということ。数ヶ月前までは、会社のすごさに感心したり、ダメさに悪態ついたりの繰り返しであったけど、最近は会社に慣れてきて、なんとなく今の環境を受け入れて、疑問を持ちづらくなっているような気がする。よく「最初に入った会社の仕事のスタイルが一生ついて回る」みたいなことがいわれるけど、なるほどこういうことか、と思う。できるだけ環境を客観的に見ながら、自分の目的のため、自分のスタイルで仕事をしていきたいと思う。
  そこで気をつけなければいけないと最近思うのは、やる気を空回りさせてもしょうがない、ということ。プロジェクトの進行や、クライアントのペースにあわせて物事を進めていかないと、いくら自分にやる気があって物事を先に進めるアイデアを持っていたとしても、受け入れてもらえないんだな、ということを痛感している。その場その場で一番価値を感じてもらえるアウトプットは何かを常に考えながら仕事ができるようになりたいと思う。