あと半年もあれば全てが決まるでしょう

 「おためし就活」が始まった。僕は博士課程に進む理由も、進まない理由も、企業に就職する理由も、しない理由も、たくさん考えているし、今も常に考えている。このことに関しては時間があるときにまとめる予定。だけど、やっぱり「現状を見なければ分からない」ことが多すぎる。双方の選択肢を十分に吟味した上で、肯定的な理由を伴って、自分の将来を決めたいと思っている。
 目指すはシンクタンクコンサルティング業界。もちろん、今の研究の専門性を生かせる水処理や微生物検査などの業界も視野には入っているが、まず僕が見てみたいのはこの業界だ。情報を集めてみると、大学院に入学して半年も経っていないというのに、プレエントリーが始まったり、選考の締切が迫っていたりして、なかなか慌しい。学会直前で研究のほうも色々忙しいが、ここで締切を逃すわけには行かないので、なんとか時間を作って情報収集をしたいと思う。
 もちろん、「おためし」気分で受けると瞬殺されることは明らかなので、それなりに対策をして選考に臨まなければならないと思う。試験勉強をしたり、面接の回答を作成したり。研究との両立は非常に苦しいと思うけど、これらの活動を通じて、視野は確実に広がるはずだ。なんとか双方の折り合いをつけて、将来を考え直すきっかけにしたいと考えている。