久々にお運びでなく柿取りだった。もう大分赤し赤しの明石海峡大橋だった。
色々な事象が重なった上、最後に嵐になったため、柿農園観測史上最高のテンツォーンを記録した。
やっぱ柿は大脳で取るものでなく、小脳で取るもんだ。
そしてヨシウラは面白い。けど、頭がキレるから奴を前に賢さを保つのに必死だ。
今日も「あぁね!!」と「かしこ!!」の応酬戦。人間としての実力はほぼ互角だ。


 車で行ったので、帰りに西大路近くの熱帯魚屋に寄って魚を買う予定だったのだが、
入り組んだ場所にあるせいで近辺を何度回っても見つからない。
狭い道ばっかりだし、無灯火貧脳自転車がウヨウヨしてるし、
一方通行だらけで逆走しそうになるし、ツォンベーン漏れそうだしで、
いくら運転が好きと言っても、集中力が切れて発狂しそうだった。
しょうがないので休憩がてらコンビニに止まって作戦を立て直しているとき、
店に電話をかけて聞けば良い事に気が付いた。かしこ!!!!
ってか、最近単純なことに気付かないことが多い。
最近ツボったのは、ISM達がホットプレートのあまりの火力に次々と焼きあがる肉を前に、
「早よ食え早よ食え!!」と慌てていたのを見て、
重鎮先輩が「火力下げたら良いじゃん」と提言してくれたことだ。
ONとOFFの概念しか無かった僕らに、強弱という概念を持ち込んでくれたというわけだ。かしこ!!


 まぁ、そんなこんなで無事目的の店にありついて、コリドラス類を計7匹購入した。
熱帯魚好きでなくとも、名前くらいは聞いたことあるかもしれないが、
コリドラスは南米産の体長5センチ前後の小さいナマズだ。
水底の餌をヒゲで探しながらちょこちょこ動き回る姿が愛くるしい。
とても多様性が高く、今記載されているのが約150種、未記載種も含めれば200種以上いると考えられており、
ポピュラー種については固定された突然変異体が売り場に回っている場合も多い。
そのため、価格も1匹100円〜20万円以上と幅広く、入門者からマニアまで楽しめる魚だ。
今日買ったのは1000円以下の飼いやすい種ばかりだが、
コリドラスは丁寧に育てるとヒレがきれいに伸びて、色も鮮やかになるので、じっくりと飼いこんでいきたいと思う。


 あ、明日も柿取りだ。YATTA!!