目の日?? アホか。

 ここ最近の携帯の鳴らなさが異常すぎる。
一日に10回くらいチェックして、20回に一回くらいメーリスが来てる、みたいな。
そんなわけで、携帯の存在感がどんどんなくなって、最近よく学校に忘れて帰る。
今日も忘れた。まぁ、どうせ明日見てもなんも来てないだろうけどね。
いいさ、滋賀に引っ越すってのはそういうことだって、決めたときから分かってたんだ。
僕には孤独に耐える練習が必要だからね。
あの小泉元首相も、孤独に耐える才能は凄まじかったらしいですね。
個性を発揮するってそういうことなんでしょうね。
なんなんでしょうかね。この語り口調。


 今日は久々に釣りに行った。

朝一で琵琶湖に出陣して、5時間ほどねばったけど、ダメだった。
どうも、南湖では軽量なルアーでチマチマと釣ったほうがいいみたい。
重い仕掛けで一発大物を狙いに行ったんだけど、藻がすごくて、
でかいルアーを投げられる場所がほとんどなかった。


 ちなみに、この藻の大量発生が炭素循環的に面白いと思っている。
南湖では藻の発生が航行や漁の邪魔になって、社会的な問題になっている。
藻の体の炭素は、二酸化炭素起源だから、コレだけの藻があるってことは、
それだけ二酸化炭素を吸収しているってことだ。
そして、春から夏にかけて増えた藻は、冬にかけて腐っていく。
じゃあ、大気から藻に取り込まれた炭素はその後どんな運命をたどるのだろうか?
あるものは貝になり、あるものはエビの体を通って魚にわたり、
あるものは細菌に分解されることによって直接大気中に戻っていくはずだ。
僕は特に細菌を通る経路の構造と貢献度について知りたい。
そんなわけで、釣りがてらサンプルの水を汲んだり、家で飼う用のミジンコを集めたり、
ごそごそと色々採ってきた。


 ミジンコの培養は色々奥が深くて面白い。
基本的に閉じた環境で放っておくと、増えすぎて自滅するから、
適度に間引かないと(餌として魚にやる)長続きしない。
ちなみに、別水槽で植物プランクトン(ミジンコの餌)の培養も始めてみた。
栄養を入れた水に種(湖水)を少しいれとけば、あとは光をあてるだけで増えるはず。
「栄養水+光+二酸化炭素植物プランクトン→ミジンコ→熱帯魚」
の系をつくって、滋賀の光と二酸化炭素で熱帯魚を養うのが今のもくろみだ。