ドライブのついでに内定式出てきた

車で東京へ行ってきた。行きは「一号線が東京まで続いていることを確かめる」という試み。一日目は夜滋賀を出てひたすら一号線、眠くなったので浜名湖岸で車中泊ロードスター車中泊はしんどい。助手席を思いっきり引いて、シートと床を滑らかに繋ぐように荷物を敷き詰めて、その上で腰から足までなんとか伸ばして、上半身は丸めて頭はセンターの肘掛けの上。寝れねー。ツーリングテントが欲しいですね。

↑で、二日目はまず掛川の道の駅で朝飯。一号線は豊川付近が信号多すぎで地獄だったので、ちょっとだけ高速を使ってしまったんだけど、それ以外の場所は基本的に二車線orバイパスで快適。

↑箱根から芦ノ湖。この辺から露骨に人や車が多くなってきて、「関東に入ったな」と感じた。

↑箱根を越えると続々と関東の地名が現れ始める。道路案内標識が大好きです。京北で「鳥取 150 km」の文字を見たりとか、右が日本海側、左が太平洋側みたいな分岐に差し掛かったりとか、1号線から2号線に入ったとたん中国地方の地名が続々と現れたりとかすると、「ついにここまできたか」「この道が繋がっているんだな」という気分になって興奮する。

↑東京タワーきた。新幹線や高速で一気に来るのと違って、徐々に景色が変わってきたので、「ついに東京に着いた」という事実がやたら感動的だった。

↑そしてついに一号線の終点へ。一号線はちゃんと東京まで繋がっていた。昔の人たちはこの距離を歩いて京都まで来ていたと考えると本当にすごい。けど、楽しそうだ。新幹線がなければ、移動時間が仕事内容のほとんどを占めるからもっとゆったり時間が時間が流れていただろうし、間にある地方都市も無視されることはなかったはずだ。

↑で、柏へ。内定式は東京だけど、駐車場代が安い(というかタダ)という理由で田舎のホテルを選択。駅前だけ異様に高いマンションが林立しているけど、周りはのんびりした雰囲気。新興ベッドタウンという感じ。滋賀によく似てる。
内定式は割とフォーマルだった。髪を黒くして良かった。ただ儀式的雰囲気が強くて、一日拘束された割には得るものが少なかった。コンサル会社ならそんなことは無いと思っていたのに。改めて会社の日本的雰囲気を感じる。こういう雰囲気は得意でない。外資コンサルを辞退した選択が良かったのか、未だに分からない。

↑サブ目的であった内定式も無事終わり、帰りは「太平洋を見た後、琵琶湖を見るまで海を見ずに帰る」という謎のコンセプトのもとに出撃。写真は筑波山。今回は全旅程の9割くらいはオープン状態で走ってました。秋風がマジ気持ちいい。

霞ヶ浦。この辺で液状化の痕跡をいくつか目の当たりにする。道路がボコボコだったり電柱や家が傾いていたり。道路案内には「地震多発 走行注意」という表示が出てたりした。放射線量もこの辺はちょっと高かったはずだ。テレビで見ていた世界は目の前の世界だ。

↑で、太平洋。ここも4mくらいの津波が襲って大変だったらしい。が、街中を散策していても津波の痕跡は見つけられなかった。「地震の爪あと」を目の当たりにしたかったのだけれど、時間が無かったので、太平洋を目に焼き付けて撤退。

↑帰りは栃木・群馬・長野・岐阜・滋賀と海無し県ツアー。写真は妙義山麓から高崎市を見たところ。麓の駐車場では暗くなってきて走り屋さんたちが集結してきたので催しが始まる前にと先を急ぐ。

麦草峠。標高が異常。「マジ自転車で登りてー」と思わせてくれる峠だった。もちろん車で走っても死ぬほど楽しかった。早く自転車を積むキャリアを購入しなくては!

↑気温も異常。が、この気温でもオープン余裕です。というか、車内は風の流れがあんまりないので、ヒーターを全開にしてればすこし暑いくらい。頭だけが涼しくて、露天風呂に入っているかのような気分で気持ちいい。真冬もオープンで乗り回そう。


んで、帰りに高山でもう一度眠れない車中泊をやって、今日の早朝に帰還。運転だいぶ慣れてきた。まだ買って一ヶ月だけど、もうエンジンオイルを替えないといけないくらい走ってしまった。4月に東京に行くまでこのペースで乗り回したい。