決断の時が迫ってきた

ついこのまえ進学と就職の良いところ悪いところまとめ というのを書いたけど、そろそろ「進路はまだ考え中です」とは言えない状況になってきた。
 研究所の人の多くはまだ僕が博士課程に進むと思っているんだけど、最近になって博士進学後の話(奨学金の申請とか)をよくされるようになってきて、そろそろ就職の意思を隠すのが苦しい。一方で、就活の選考もいくつか進んできていて、もし内定を貰ったら、と考えると、そろそろ仕事について本気で考えざるをえない段階に差し掛かってきている。
 正直なところ、少なくとも今なら、自分が将来どうしたいかはっきりと言える。だから来週の学会が終わったら、教授に、進学する気はない、と宣言しようかと思っている。これはとても勇気がいることだ。後戻りはできないし、色んな人を失望させるだろう。だけど、気持ちが固まっている今のうちに状況を固めておかないと、自分もこれ以上隠すのは精神的にも肉体的にもきついし、決着が遅れれば遅れるほど結果的に色んな人に迷惑がかかってしまう。
 ともあれまずは学会だ。それが終わったらもう一度落ち着いて考えよう。そして少なくとも今年中に決着をつける。研究室を選ぶのに死ぬほど迷った、二年前の今頃と全く同じ気分だ。